甲状腺疾患 診療スタンダードと新たなチャレンジ
バセドウ病診療Navigatorの開発 専門医のさじ加減は再現できるか
田中 祐司
1
1防衛医科大学校附属病院 内科・内分泌代謝内科
キーワード:
Thiamazole
,
Thyroxine
,
Graves病
,
Thyrotropin Receptors
,
ソフトウェア
,
投薬計画
,
コンピュータ支援治療法
,
Thyrotropin-Binding Inhibitory Immunoglobulin
Keyword:
Drug Administration Schedule
,
Graves Disease
,
Methimazole
,
Receptors, Thyrotropin
,
Therapy, Computer-Assisted
,
Software
,
Thyroxine
,
Thyrotropin-Binding Inhibitory Immunoglobulin
pp.913-917
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008056086
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
バセドウ病診療NavigatorをMS-ExcelおよびVBAを用いて作成した。臨床事項(症状・検査データ・それまでの薬用量等)を入力することで、推奨薬用量、次回外来日を計算し、寛解、長期治療法、妊娠/出産/授乳に関しての推奨や警告メッセージを表示する。バセドウ病診療Navigatorにより、田中流さじ加減は確実に再現できる。現時点では専門家育成トレーナーとしての有用性がもっとも高いが、世の認知度とソフト熟成度が高まれば一般公開も考えている。
©Nankodo Co., Ltd., 2007