甲状腺疾患 診療スタンダードと新たなチャレンジ
バセドウ病薬物治療のガイドライン
中村 浩淑
1
1浜松医科大学 第二内科
キーワード:
Propylthiouracil
,
Thiamazole
,
Graves病
,
投薬計画
,
診療ガイドライン
Keyword:
Drug Administration Schedule
,
Graves Disease
,
Methimazole
,
Propylthiouracil
,
Practice Guidelines as Topic
pp.807-813
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008056066
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エビデンスをもとにした治療法を提示することを目的として、『バセドウ病薬物治療のガイドライン2006』(日本甲状腺学会編)が発表された。10章から構成され、それぞれ、I.ポイント(ステートメントの内容が把握できるよう簡潔に箇条書きしたもの)、II.ステートメント(本ガイドラインの中心部分となるもので、推奨グレードとエビデンスモデルが付く)、III.ステートメントの根拠(どうしてこのようなステートメントになったのか、その「根拠」の提示)、IV.主要な臨床研究論文の紹介(エビデンスとした論文のうち、とくに重要なものを紹介)、V.解説(ある程度具体的な方法がわかるよう解説したもの)、VI.文献、からなる。定期的に、新しいデータをもとに改訂されていく予定である。
©Nankodo Co., Ltd., 2007