発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006268946
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
スタチンは,本来の目的であるコレステロール低下作用以外に,内皮機能改善作用や炎症抑制作用など,多面的な作用(pleiotropic effect)をもつといわれている.基礎研究レベルではその作用機序などが解明されつつある.現在までに報告されている大規模臨床試験においても,スタチンの,コレステロール低下作用とは独立した予後改善効果の可能性が示唆されている.今後さらにスタチンの有用性が増していくものと思われる
©Nankodo Co., Ltd., 2006