発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006184129
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クリニカルパス(CP)は,診療の適正化,標準化,チーム医療の強化に役立つ.関節リウマチ(RA)では,早期の治療が重要であるため,1週間の教育入院のCPを活用している.Sjoegren症候群(SjS)のCPでは,診断の確定と腺外症状の有無の検索が必要である.全身性エリテマトーデス(SLE)のCPには,生活指導(紫外線の曝露),服薬指導(ステロイド薬,免疫抑制薬)が重要である.多発性筋炎(PM)/皮膚筋炎(DM)の初回CPでは,肺繊維症,悪性腫瘍,心病変のスクリーニングが必須である.強皮症(SSc)/混合結合組織病(MCTD)のCPでは,肺高血圧症のスクリーニングを入れる
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