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Internal Medicine Volume 119, Issue 2 （February 2017）

臨床雑誌内科 119巻2号（2017年2月発行）

非専門医にもできる!　リウマチ･膠原病診断

膠原病の疫学舟久保ゆう ¹ , 三村俊英 ¹埼玉医科大学リウマチ膠原病科キーワード： Behcet症候群 , Sjoegren症候群 , Still病-成人 , 関節リウマチ , 強皮症-全身性 , 筋炎-多発性 , 結合組織疾患 , エリテマトーデス-全身性 , 混合性結合組織病 , 巨細胞性動脈炎 , 高安動脈炎 , 多発動脈炎-結節性 , 皮膚筋炎 , 有病率 , 難病 , 血管炎-抗好中球細胞質抗体関連 Keyword: Arthritis, Rheumatoid , Behcet Syndrome , Catastrophic Illness , Connective Tissue Diseases , Dermatomyositis , Lupus Erythematosus, Systemic , Mixed Connective Tissue Disease , Polyarteritis Nodosa , Scleroderma, Systemic , Sjogren's Syndrome , Takayasu Arteritis , Giant Cell Arteritis , Still's Disease, Adult-Onset , Prevalence , Polymyositis , Anti-Neutrophil Cytoplasmic Antibody-Associated Vasculitis pp.187-194

発行日 2017年2月1日 Published Date 2017/2/1

DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017162605

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文献概要
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関節リウマチの有病率はおよそ1%だが,ほかの膠原病は比較的まれな疾患で指定難病として厚生労働省難治性疾患克服研究事業の対象になっている.診断技術の向上と治療法の進歩により膠原病の5年生存率は改善しつつある.関節リウマチ,全身性エリテマトーデス,全身性強皮症,多発性筋炎/皮膚筋炎,血管炎症候群の死亡率は一般人口の2倍以上である.膠原病の死因として原疾患の合併症や,強力な免疫抑制療法によって併発した感染症が多く,長期予後を改善させるためには合併症の管理と副作用対策が重要である.