発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005108046
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生物学的製剤などの導入により関節リウマチの治療戦略は大きく変貌を遂げようとしているが,関節リウマチは慢性疾患であり,アウトカム評価のためにはコホートによる観察研究が必須である.東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センターでは2000年10月から前向き観察研究J-ARAMISを開始し,医師評価・患者評価・臨床検査所見を収集し,統計的な解析を実施中である.新規治療方針の導入による関節リウマチ患者のアウトカム改善を定量的・経時的に解析するプロジェクトが進行中であるが,すでに治療薬剤の変遷,全般的な疾患活動性の低下などが認められている.新規治療薬の評価なども含めてデータの蓄積と解析を継続中である
©Nankodo Co., Ltd., 2005