発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2004297155
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2000年7月から2003年3月までに経験した7例の気管支結核症について概要を述べた.症例は47歳女性,24歳男性,69歳男性,77歳女性,57歳女性,71歳男性,81歳男性で,24歳男性と69歳の男性は喫煙習慣があった.57歳女性を除いて病変は右気管支に多く,7例とも治療開始後12週までに結核菌の喀痰培養は陰性化した.気管支鏡により経過観察した2例は気管支狭窄を残したが,無気肺などの重篤な合併症はなかった.無症状で胸部X線画像診断で結核を疑った例が2例あった
©Nankodo Co., Ltd., 2004