発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2002093786
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68歳男.生前sIL-2R高値,リンパ節腫大などから悪性リンパ腫が疑われ,又,汎血球減少,高LDH血症,高フェリチン血症等の所見から血球貪食症候群(HPS)の合併を疑ったが,確定診断には至らなかった.剖検で骨髄を中心に組織球による血球貪食を認めた為HPSと診断した.又,縦隔リンパ節の免疫染色で,B細胞マーカーであるCD79αが陰性,T細胞マーカーであるCD3が陽性を示したことなどからperipheral T-cell lymphomaと診断した
©Nankodo Co., Ltd., 2001