発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2002161943
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
63歳女.皮膚・筋症状はステロイド治療によって軽快したにも拘わらず間質性肺炎は急速に進行した.解剖所見は肉眼的に,肺は実質臓器様に硬く含気性に乏しかった.組織学的には肺外中膜の肥厚,肺胞内硝子膜の形成,肺胞上皮の腫大,肺間質の細胞浸潤と濔漫性の強い線維化などを認め,大腰筋では筋線維の大小不同,萎縮,再生線維,軽度の細胞浸潤等が認められた
©Nankodo Co., Ltd., 2002