整形手術手技
足関節周囲開放骨折に対する創外固定を使用した二期的内固定術の治療成績
浜橋 恒介
1
,
内山 善康
,
小林 由香
,
持田 讓治
1東海大学 整形外科
キーワード:
X線診断
,
外科的皮膚弁
,
骨折-開放
,
骨折固定法
,
内固定法
,
治療成績
,
足関節骨折
Keyword:
Fractures, Open
,
Fracture Fixation, Internal
,
Fracture Fixation
,
Radiography
,
Surgical Flaps
,
Treatment Outcome
,
Ankle Fractures
pp.1171-1175
発行日 2016年10月1日
Published Date 2016/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2017028916
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足関節周囲開放骨折に対し創外固定を用いた二期的内固定術を行った38例の治療成績について検討した。対象は男25例・女13例で、受傷時年齢は平均50歳、経過観察期間は平均19ヵ月であった。AO分類は43が16例、44が22例であった。対象中35例(92.1%)で合併症なく骨癒合が得られ、骨癒合までの平均期間は15週であった。X線学的評価は、anatomical 24例、fair 8例、poor 6例であった。自覚的臨床評価はgood 28例、fair 10例で、他覚的臨床評価はgood 26例、fair 9例、poor 3例であった。合併症は深部感染が1例、脛骨の偽関節が2例にみられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2016