発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2013162429
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当科で髄内釘による治療を行った人工膝関節全置換術(TKA)後大腿骨顆上骨折10例について検討した。初回TKA後から骨折までの平均期間は4.5年で、手術時平均年齢は80.3歳、術後平均経過観察期間は3.2年であった。術式は逆行性髄内釘が7例、順行性髄内釘が3例であった。その結果、術後平均3.2ヵ月で全例骨癒合が得られ、受傷前と同レベルの歩行能力、TKA機能を獲得でき、治療成績は良好であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013