発行日 2008年5月1日
Published Date 2008/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008233802
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病変の大きさが1.5cm以下の距骨骨軟骨損傷(OLT)5例5足を対象に鏡視下ドリリングを施行し、その治療成績を検討した。全例外傷の既往があり、足関節捻挫4足、足関節果部骨折1足であった。病変の局在は5足全て距骨滑車後内側に存在していた。MRI分類はGrade 2bが1足、grade 3が3足、grade 5が1足であった。いずれの症例も良好な成績が獲得できた。Kirschner鋼線刺入部の内果周囲の疼痛を訴えたのが1例あったが、約2ヵ月程度で疼痛は消失した。その他の合併症はなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2008