発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006040972
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陳旧性足関節外側靱帯断裂と診断した5例に腓骨骨膜弁反転法(Glas法)を行った.手術は直視下に前距腓靱帯の断裂を確認し,更に距骨の前距腓靱帯付着部を確認し瘢痕化した靱帯の断端を一部剥離した後,その部位にスーチャーアンカーを2つ設置した.術後の評価はexcellent 2例,good 3例で,健側と同等の距骨傾斜角,安定性が得られ,全例受傷前のスポーツレベルおよび職業に復帰した.Glas法は,スーチャーアンカーを使用することにより強固な初期固定を得られ,安定した術後成績が期待できると思われた
©Nankodo Co., Ltd., 2005