発行日 2002年10月1日
Published Date 2002/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003072484
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不安定性の強い新鮮損傷5例に対し,距骨傾斜角を測定し,手術時所見と照らし合わせて治療方針を検討した.距骨傾斜角14°以上の症例では足関節前方関節包は外側1/2が断裂しており,術後に不安定性を自覚することなく,可動域制限もほとんど認められないことから,広範な関節包損傷を伴う重症例に対しては前距腓靱帯縫合に加えて前方関節包を縫合することが有効であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002