発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005249576
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32歳男.幼少時に臀部と大腿への数回の注射既往があり,左足の蹴り上げが十分にできず,15歳時に大腿四頭筋の突っ張りが出現したため四頭筋切離術をされていた.30歳時,しゃがみ動作ができないことに気付いた.左股関節可動域制限と股関節屈曲内転時の大転子後方部皮膚陥凹を認め,弾発現象もみられた.拘縮した大臀筋の切離により弾発現象は消失し,しゃがみ動作も可能となったが,皮膚陥凹は残存した
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