発行日 2004年5月1日
Published Date 2004/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004231737
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
長管骨骨幹端,骨幹部骨折16例に対し,Transmedullary support(TMS)スクリューを用いた髄内釘固定法を行った.TMSスクリューとして中空螺子を用いたもの6例,Kirschner鋼線で一時的に使用し,髄内釘挿入後抜去したもの10例であった.術後は全例でほぼ完全な解剖学的整復が得られた.骨融合が得られた症例では手術直後の整復位が保持されていた.以上のことから,TMSスクリューは長管骨骨幹端骨折の整復・固定に簡便で有用な方法であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2004