発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2004103861
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硬化療法を行ったvascular malformationは121例で,このうち筋肉内の症例は23例で,顔面7例,上肢8例,下肢8例であった.顔面の症例は整容を主訴とし,四肢の症例は大部分は疼痛を主訴とした.MRI,血液プールシンチで病変部位,血流の状態を検査後,硬化剤としてオレイン酸モノエタノールアミンを造影剤と混合した5%液を用いて硬化療法を施行した.硬化療法後,全例でvascular malformationの縮小が得られた.疼痛主訴症例では下肢の1例を除き改善した
©Nankodo Co., Ltd., 2004