発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002170866
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4歳男.von Recklinghausen病に合併した左先天性前腕骨偽関節症で経過観察中であった.しかし,左橈・尺骨の骨萎縮および彎曲変形の進行を認めたため,橈骨偽関節部の新鮮化,観血的整復固定術および遊離骨移植術を行い,Kirschner鋼線を用いた髄内釘固定を行った.さらに,骨癒合期間の短縮を目的に超音波骨折治療器SAFHS 2000を開始したが,5ヵ月間使用した結果,橈骨移植部に仮骨形成の促進および骨梁の連続性を一部認めたが,十分な骨癒合は得られていない状態であり,現在経過観察中である
©Nankodo Co., Ltd., 2002