発行日 2002年3月1日
Published Date 2002/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002154262
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人工膝関節全置換術後患者22例(TKA群)と人工股関節全置換術後患者19例(THA群)の標記変化を比較し,この変化に影響を与える因子について検討した.術後CRP値はTKA群がTHA群よりも高く,その原因として駆血帯使用による阻血の影響や,周囲軟部組織の被覆が乏しいこと等が考えられた.術後3日目以降CRP再上昇例,及びTKAで術後4週,THAで術後3週以降にCRPが正常化しない症例では術後感染に注意を要すると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2002