発行日 2002年2月1日
Published Date 2002/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002122173
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変形性膝関節症(OA)の41例50膝に対してGd-DTPA静注による滑膜造影を行いその臨床的意義を検討した.非造影群20例と比較して造影群30例では伸展制限,安静時痛,膝蓋跳動,術前JOAスコア,X線像のOA grade,関節鏡OA gradeは有意に悪かった.これらのOAのGd-DTPA静注後MRIの滑膜所見は四つのタイプに分類できたが,その分類が臨床所見や滑膜炎との関連性を見出すことはできなかった.又,X線上でのOA gradeが高くなくても滑膜増殖が高度である症例が存在した
©Nankodo Co., Ltd., 2002
