臨床と研究
痔核注射治療(ALTA)後に生じる発熱のリスク因子
矢野 孝明
1
1ヤノ肛門外科クリニック
キーワード:
危険因子
,
痔核
,
発熱
,
過敏症-薬物
,
ロジスティックモデル
,
後向き研究
,
病巣内投与
,
Aluminum Potassium Sulfate Hydrate-Tannic Acid
,
Aluminum Sulfate
Keyword:
Drug Hypersensitivity
,
Fever
,
Hemorrhoids
,
Risk Factors
,
Retrospective Studies
,
Injections, Intralesional
,
Logistic Models
,
Aluminum Sulfate
,
OC-108
pp.1552-1553
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016119596
- 有料閲覧
- 文献概要
当院で内痔核に対してALTA治療を行った543例を対象に、発熱のリスク因子について検討した。治療後の発熱あり群は33例、発熱なし群は510例であった。単変量解析、更に多変量解析の結果、ALTA治療の既往とALTA投与量の2項目が発熱のリスク因子であることが判明した。
©Nankodo Co., Ltd., 2015