肝胆膵領域における術前ストラテジー 手技各論
術前胆道ドレナージ法の実際 経皮的アプローチ
高橋 祐
1
,
有田 淳一
,
井上 陽介
,
石沢 武彰
,
齋浦 明夫
1がん研究会有明病院 消化器外科
キーワード:
胆道出血
,
術後合併症
,
術中合併症
,
穿刺
,
胆管炎
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
胆汁うっ滞-肝外
,
胆汁うっ滞-肝内
,
胆嚢腫瘍
,
門脈
,
人工器官機能不全
,
経皮経肝胆道ドレナージ
,
門脈閉塞症
Keyword:
Cholangitis
,
Bile Duct Neoplasms
,
Cholestasis, Extrahepatic
,
Cholestasis, Intrahepatic
,
Hemobilia
,
Gallbladder Neoplasms
,
Intraoperative Complications
,
Prosthesis Failure
,
Portal Vein
,
Postoperative Complications
,
Punctures
,
Cholangiocarcinoma
pp.1240-1245
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015042066
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近年,閉塞性黄疸に対する減黄方法は内視鏡的アプローチが主流となっているが,経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)を行わなければならない症例も少なからず遭遇する.PTBDを行うに際し,胆管の穿刺部位がもっとも重要である.胆管の閉塞部位や解剖を十分に把握し,その後の治療(手術)を念頭に適切な胆管枝を狙う必要がある.またその後の治療に影響を及ぼす合併症も起こしうる侵襲的手技であることも忘れてはならない.
©Nankodo Co., Ltd., 2014