ディベート 炎症性腸疾患の外科治療
切除吻合法(手縫い吻合vs器械吻合) 東北大学法
渡辺 和宏
1
,
長尾 宗紀
,
羽根田 祥
,
舟山 裕士
,
高橋 賢一
,
内藤 剛
,
海野 倫明
,
福島 浩平
1東北大学 胃腸外科
キーワード:
Crohn病
,
再発
,
術後合併症
,
消化器外科
,
吻合術
,
治療成績
Keyword:
Anastomosis, Surgical
,
Crohn Disease
,
Postoperative Complications
,
Digestive System Surgical Procedures
,
Recurrence
,
Treatment Outcome
pp.261-266
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014113919
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Crohn病は再燃寛解を繰り返す慢性疾患であり,複数回の手術を要することが多く,術後長期経過例では腸管不全(短腸症候群)などの危険が高まる.再発形式としては,吻合部近傍の狭窄が原因となることが多いことが知られており,外科サイドからは,狭窄しづらい吻合法を開発することで,症状再発(symptomatic recurrence)までの期間を延長させることが検討されている.
©Nankodo Co., Ltd., 2014