乳癌を究める
診断 細胞診・組織診
内海 俊明
1
,
小林 尚美
,
平澤 浩
1藤田保健衛生大学
キーワード:
細胞診
,
リンパ行性転移
,
乳房腫瘍
,
細針生検
,
組織診
Keyword:
Breast Neoplasms
,
Cytodiagnosis
,
Lymphatic Metastasis
,
Biopsy, Fine-Needle
pp.690-694
発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012270897
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現在、乳腺診療において細胞診、組織診を熟知し、首尾よく施行することは必須事項である。術者は単に技術に習熟しているだけでなく、それぞれの検査の特性と限界を認識しておく必要がある。誤診を防ぐためには、臨床医から病理医に臨床の情報を正確に伝えることも重要である。乳癌の診断には細胞診、組織診の所見のみならず画像所見を含めた臨床所見が重要であり、これらの所見に整合性が得られ、はじめて治療へのステップにすすむことができる。
©Nankodo Co., Ltd., 2012