神経内分泌腫瘍(NET)のすべて
診断 神経内分泌腫瘍(NET)の術前診断 画像
小林 達伺
1
,
木下 平
1国立がん研究センター東病院 放射線診断科
キーワード:
肝臓腫瘍
,
術前診断
,
膵臓腫瘍
,
X線CT
,
神経内分泌腫瘍
,
磁気共鳴胆道膵管造影
,
拡散MRI
Keyword:
Liver Neoplasms
,
Pancreatic Neoplasms
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Neuroendocrine Tumors
,
Diffusion Magnetic Resonance Imaging
,
Cholangiopancreatography, Magnetic Resonance
pp.819-824
発行日 2011年8月1日
Published Date 2011/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011299304
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膵原発神経内分泌腫瘍(NET)は比較的まれな腫瘍である。非機能性NETの診断はCTが主たる役割を担っているが、動脈相で強く造影される典型像を除き、その画像所見は多彩であり、しばしば鑑別診断が困難な場合がある。術前診断としては、質的診断および局所進行度の診断には造影CTを使用し、肝転移に関しては肝細胞特異性造影剤を用いた造影MRIが有用である。
©Nankodo Co., Ltd., 2011