門脈と脾臓のup date
門脈 門脈圧亢進症診断の最近の進歩
中村 真一
1
,
春山 浩美
,
岸野 真衣子
,
小西 洋之
,
白鳥 敬子
1東京女子医科大学附属消化器病センター 消化器内科
キーワード:
食道胃静脈瘤
,
門脈圧亢進症
,
超音波内視鏡検査
,
三次元イメージング
,
CT血管造影
,
マルチスライスCT
,
内視鏡的食道胃静脈瘤硬化療法
,
腹部CT
Keyword:
Computed Tomography Angiography
,
Esophageal and Gastric Varices
,
Hypertension, Portal
,
Endosonography
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Multidetector Computed Tomography
pp.6-12
発行日 2010年1月1日
Published Date 2010/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010069038
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門脈圧亢進症の画像診断として、CT検査と超音波内視鏡検査(EUS)の進歩がめざましく、日常診療での有用性は高い。CT検査はmulti-detector CT(MDCT)の普及により、3-D CT Angiographyが可能になり、非侵襲的に門脈血行動態について詳細な情報が得られるようになった。EUSは細径プローブの普及、解像度の向上に加え、三次元表示やカラードプラ機能が可能となり、合理的な食道静脈瘤治療に貢献している。
©Nankodo Co., Ltd., 2010