再発大腸癌の診断・治療 最近の進歩
再発大腸癌の診断と治療の諸問題
固武 健二郎
1
1栃木県立がんセンター 外科
キーワード:
肝臓腫瘍
,
危険因子
,
腫瘍再発
,
腫瘍進行度
,
生存率
,
大腸腫瘍
,
肺腫瘍
,
発生率
,
時間因子
,
陽電子放射型断層撮影
,
倍加時間
Keyword:
Liver Neoplasms
,
Lung Neoplasms
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Neoplasm Staging
,
Risk Factors
,
Time Factors
,
Colorectal Neoplasms
,
Incidence
,
Survival Rate
,
Positron-Emission Tomography
pp.813-818
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008287702
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本邦で増加の一途をたどる大腸癌死亡を減少に転じるためには、再発大腸癌に対する治療成績の向上も必要である。大腸癌は、再発に対しても手術療法が奏効して、QOLの改善とともに延命に寄与する可能性が少なくないという生物学的特性を有する悪性腫瘍である。しかしながら、局所療法である手術療法には限界がある。適切なサーベイランスプログラムによる再発の早期診断とともに、手術療法を中心とする集学的療法の確立が不可欠である。
©Nankodo Co., Ltd., 2008