発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006286928
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乳癌における鏡視下乳房温存手術は,根治性と整容性の両方を同時に満足させるという点で優れており患者のニーズは高い.その術式は,大きく傍乳輪アプローチと中腋窩線アプローチの二つに集約され,それぞれの手術適応や手術器具,手術手順は標準化されてきている.一方,本手術の評価項目である安全性と長期成績については,その安全性は十分確立されており,また長期成績の指標である局所再発率,生存率においては,いずれも従来の温存手術と同等かそれ以上の成績が得られている
©Nankodo Co., Ltd., 2006