発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006286927
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乳癌の歴史は古く,医師と患者の長い苦闘の道のりがある.最近の乳癌治療は目覚ましい進歩を遂げたようにみえるが,われわれはHalstedを正しく理解し,華岡青洲の偉業を知らなければならない.これからの乳癌診療を考えるとき,故大村敏郎先生の言葉が胸にひびく.「外科医は昔の外科医ではいけない.外科医は昔の外科医を知らなくてはいけない.そして,外科医は昔の外科医の心意気に負けてはいけない」
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