発行日 2006年6月1日
Published Date 2006/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006203147
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食道癌におけるFDG(fluorodeoxyglucose)-PET検査は,specificityが高く,全身検索が可能という点で正確な進行度診断には不可欠である.SUV値は腫瘍の大きさと相関し,治療後集積(-)のPET-responderは組織効果grade 2以上で,良好な予後が期待され,外科切除のよい適応である.FDG-PETは食道癌治療戦略上,keyとなる検査と考える.ただし,5×5mmの腫瘍が検出限界で,他のmodalityの診断と併用し,総合的に診断することが肝要である
©Nankodo Co., Ltd., 2006