発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006078604
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
横隔膜上食道憩室は比較的まれな疾患であるが,有症状の場合には手術適応がある.本疾患に対する術式は従来の開胸あるいは開腹手術から鏡視下手術へと変化してきている.われわれも本疾患に対し積極的に胸腔鏡下手術を行っており,食道の運動機能異常を伴う例では腹腔鏡下の筋層切開,噴門形成などの手術を付加するべきであると考えている.本稿では,胸腔鏡下憩室切開術についてその手術手技を中心に報告する
©Nankodo Co., Ltd., 2005