発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006078596
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食道粘膜下腫瘍の大半は平滑筋腫であり,まれに食道GISTも経験される.これらの疾患に対する治療法はリンパ節郭清を伴わない腫瘍の完全な核出で十分であり,video-assisted thoracoscopic surgery(VATS)が第一選択である.食道平滑筋腫はらせん状に発育することが多く,取り残しのない手術操作が必要である.またstay sutureをおいてこれを牽引することによって核出術が容易となる
©Nankodo Co., Ltd., 2005