外科領域における各種メュシュ(人工繊維布)・フィルムの応用
手術創に対する皮膚保護材
森 眞二郎
1
,
石橋 生哉
,
赤木 由人
,
緒方 裕
,
白水 和雄
1久留米大学 外科
キーワード:
Alginates
,
ポリウレタン
,
創傷治癒
,
Hydrogel
,
創傷被覆材
,
ハイドロコロイドドレッシング材
,
手術創
Keyword:
Alginates
,
Surgical Wound
,
Polyurethanes
,
Wound Healing
,
Hydrogel, Polyethylene Glycol Dimethacrylate
,
Bandages, Hydrocolloid
pp.1173-1176
発行日 2007年10月1日
Published Date 2007/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007346122
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外科領域での皮膚保護材は褥瘡やストーマケアなどで多く用いられてきたが、近年、創傷治癒の観点から創部のドレッシングについても見直されてきている。とくに手術部位感染(SSI)の発生率は消化器系手術で高いことが指摘されており、創感染対策を考慮した術野の消毒、ドレープ法、ドレッシング材の選択が重要となってきた。さらに創傷治癒に対する医療従事者の意識改革と患者への啓蒙も必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2007