発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006012456
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高齢化社会とともに高齢者にも各分野で手術適応が拡大する一方,心疾患合併例が増加し,術前および周術期管理に注意を要する.術前検査で手術侵襲度評価,各心疾患のスクリーニングと精密検査を行い,周術期管理では血行動態の維持,心事故回避に留意する.緊急例では,十分な術前評価ができないだけに心疾患合併の可能性を常に念頭に周術期管理を行う.心疾患合併例に対する手術にさいしては,外科医,麻酔科医および循環器専門医との緊密な連携が重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2005