発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005231001
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乳癌は根治手術+術後補助療法を施行しても約3割が10年以内に再発し,そのうち治癒や長期生存が得られるものは1割以下であるため,症状の緩和,QOLの維持または向上,生命予後の延長が治療目標となることが多い.再発転移乳癌は全身病であり,全身状態,ホルモン感受性,閉経状況,HER2発現状況などを考慮した薬物療法(化学療法,内分泌療法,免疫抗体療法)を中心に,放射線治療,外科的手術による集学的治療が選択される
©Nankodo Co., Ltd., 2005