発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005187075
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成人鼠径部ヘルニアの手術はtension-freeの概念のもとに,腹腔鏡下手術,人工修復材(メッシュ)を用いた前方アプローチ手術など,この15年間でさまざまな術式の変遷がみられた.その手術術式の選択にはNyhus分類を基準にして,再発率,術後疼痛,日常生活復帰,手術の難易度,経済性などを考慮に入れた選択が重要である.当科でのNyhus分類に応じた個別化治療について概説した
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