発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005097569
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学会として医療安全教育にどう取り組むべきかにつき,私見を述べる.この課題は日常臨床の現場で恒常的に修練されるべきものであるが,学会としては実践に役立つガイドラインを作成して指針を立てたうえで,専門医,指導医の認定基準の整備を急ぎ,医療安全対策に関する知識,技能を点検すべきである.そうして育成された中堅あるいは上級指導医,管理者が自ら現場に立って,全職員に医療の安全こそ医療人の最大の使命であることを問い続ける姿勢が肝要である
©Nankodo Co., Ltd., 2005