発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005097575
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医療安全対策が本格化して以来5年以上を経たが,医事訴訟数や医療事故報道数の推移などの状況を考えると,医療事故が減少傾向にあるとは考えがたい.インシデントレポート,院内安全対策マニュアル,研修セミナーなど,現在まで行われてきた諸施策を検証し,新たな視点での対策を検討する時期にきているといえる.医療機関の経営がむずかしさを増すなか,保険診療報酬面での裏づけや,公的な資金援助など医療安全対策のための財源が必要と考えられる
©Nankodo Co., Ltd., 2005