発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005097568
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医療安全対策について特別に他の医療者と異なる点はないと思うが,看護職として次のような特徴はあげられるであろう.(1)看護師は病院の中でもっとも人数の多い職種であり,患者にかかわる時間がもっとも多い,(2)他職種のとの調整も含め多様な業務をこなしている.このような特徴から,(1)看護師がインシデントにかかわる可能性がもっとも多い,(2)看護師が医療安全活動に力を入れることが医療安全にとって重要である.具体的には,(1)データによって労務管理と労働環境を見直す,(2)看護業務を見直して並行仕事をなくすことがあげられる.そのうえで,患者参加型の医療安全活動をすすめていく必要がある
©Nankodo Co., Ltd., 2005