発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005078095
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重症感染症に続発する重症敗血症,敗血症性ショックの輸液管理においては,続発する多臓器不全を予防するために,酸素需給バランスの異常を改善するための初期輸液が重要である.最近発表されたsurviving sepsis campaignガイドラインでは,重症敗血症あるいは敗血症性ショックと診断して6時間以内に,組織酸素代謝の改善を目標とした初期輸液を行うことが推奨されている.同時に,サイトカイン除去を目的としたPMMA-CHDFの早期施行が臓器不全対策として有用である.一方,栄養管理においては厳密な血糖コントロールと早期経腸栄養の施行が推奨されている
©Nankodo Co., Ltd., 2004