発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005078085
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静脈栄養法は組成的には不完全な栄養法である.それは,1)人にとって必要なすべての栄養素材を供給できないこと,2)非生理的であり腸管の萎縮や幾多の代謝性変化を来すこと,3)カテーテルの挿入や留置に伴う合併症など合併症発生の頻度が多いこと,などである.したがって,ここであげられた欠点からも静脈栄養法の適応には厳密に決定されなければならない.これらを踏まえて,本法に伴う合併症について,それぞれ解説した
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