発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2005078088
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在宅栄養療法の適応は,経腸および経静脈栄養が必要な患者で,病態が安定しており,栄養療法以外に入院による医療を必要としなくなった場合である.一般的に,経腸栄養法はより生理的で合併症も少なく,厳重な無菌管理も必要でなく,費用も著しく少ない.しかし経静脈栄養法は,種々の合併症を惹起しやすく,ときとして危険な状態に陥る可能性のあることに留意する必要がある.その導入には患者・家族への教育・指導が重要となる
©Nankodo Co., Ltd., 2004