発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004282791
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肝細胞癌脈管浸潤の画像診断について述べた.脈管浸潤を確実に診断することは,その予後のみならず,治療方針に深くかかわる.脈管浸潤の診断において,血管造影検査は有用であることにはかわりはないが,侵襲的な検査であるため,日常臨床において超音波検査やCT検査の果たす役割は大きい.これらの非侵襲画像における特徴的な所見を十分に念頭において脈管浸潤を確実に診断し,診療にあたる必要がある
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