発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004197352
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外科侵襲に対する生体反応では神経系,内分泌系,免疫系の3経路の相互作用により生体の恒常性を維持している.近年,サイトカインの重要性が注目され,高サイトカイン血症に伴う全身性炎症反応症候群(SIRS)に対する対処の重要性がクローズアップされてきた.SIRSに対するステロイド投与やCHDFなどの治療の有用性も示されつつあり,また今後,遺伝子学的解析などの研究がすすむことが期待される
©Nankodo Co., Ltd., 2004