Japanese
English
臨床報告
Biliobiliary fistulaの7例
7 cases of calculous biliobiliary fistula
長堀 順二
1
,
橋本 英樹
1
,
赤城 靖隆
2
Junji NAGAHORI
1
1竹田綜合病院外科
2竹田綜合病院内科
pp.1125-1129
発行日 1989年8月20日
Published Date 1989/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210435
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はじめに
胆嚢頸部または胆嚢管に嵌頓した結石や,それに付随する炎症の波及などが相俟って起こるMirizzi症候群はよく知られた疾患であるが,そのひとつの型式としてのbiliobiliary fistula1)(以下BBFと略す)やいわゆるconfluence stone2)(以下CSと略す)は,診断および治療上特に注意すべきものである.われわれはいままでBBF type 1 2例(症例1,2),type 2(いわゆるCS)5例(症例3〜7)を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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