発行日 2001年3月1日
Published Date 2001/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001199694
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培養自己細胞と生体吸収性ポリマーから再生血管を作成し,小児先天性心疾患外科治療において血管再建用グラフトとして臨床応用した.患児自身の末梢静脈壁細胞は培養可能で順調に細胞数も増加した.生体吸収性ポリマーとヒト細胞の接着性は良好であり,手術の際,作成したグラフトは易縫合性であった.自己細胞由来の再生血管移植は,21世紀に向けた新しい医療手段として期待されている
©Nankodo Co., Ltd., 2001