発行日 2001年1月1日
Published Date 2001/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001149300
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甲状腺分化癌の予後は良好であるが,10年生存率は乳頭癌94.8%,濾胞癌88.6%と若干濾胞癌の方が低率であり,逆に健存率では乳頭癌の方が低率であった.分化癌の予後規定因子としては年齢(45歳以上)が,再発規定因子としてはpNのみが考えられた.種々の予後スコアがあるが年齢を加味したUICCの病期分類も有用である.現時点では年齢を考慮した治療法の選択が望まれる
©Nankodo Co., Ltd., 2001