発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2004234823
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27歳男.胸部CTで前縦隔腫瘤を指摘されるとともに甲状腺機能亢進症と診断された.抗甲状腺薬の投与で腫瘤影は著明に縮小し,腫瘤は甲状腺機能亢進症に伴う胸腺過形成だと思われた.抗甲状腺薬投与後10ヵ月の胸部CTでは,前縦隔腫瘤はほぼ消失しつつあるが,一部に不均一影を認め,外科的治療を考慮しつつ,厳重な経過観察を行っている
©Nankodo Co., Ltd., 2004