特集 次世代生物学の扉を開く 1細胞解析法
1細胞解像度個体全身三次元イメージング
久保田 晋平
1
,
田井中 一貴
,
上田 泰己
1東京大学 大学院医学系研究科システムズ薬理学教室
キーワード:
灌流
,
蛍光顕微鏡検査法
,
疾患モデル(動物)
,
免疫組織化学
,
屈折率測定
,
Benzyl Alcohol
,
三次元イメージング
,
Green Fluorescent Proteins
,
システム生物学
,
単一細胞解析
,
Benzyl Benzoate
,
脱水(化学)
Keyword:
Disease Models, Animal
,
Immunohistochemistry
,
Microscopy, Fluorescence
,
Perfusion
,
Refractometry
,
Benzyl Alcohol
,
Imaging, Three-Dimensional
,
Green Fluorescent Proteins
,
Systems Biology
,
Single-Cell Analysis
,
Benzyl Benzoate
pp.278-282
発行日 2015年2月22日
Published Date 2015/2/22
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生物の個体の複雑な生命現象を解き明かすためには,遺伝子レベルから細胞,臓器,個体に至るまで様々な階層のシステムを理解する必要がある.しかし臓器,個体の階層に張り巡らされる複雑な細胞ネットワークの相互作用を詳細に観察することはいまだ実現できていない.本稿では,個体レベルの生命現象とその動作原理を対象とする“個体レベルのシステム生物学”の実現に向けて非常に有用な個体・臓器透明化手法,およびこれらの透明化手法によって可能となる“臓器丸ごと”,“個体丸ごと”高速1細胞解像度イメージングについて紹介する.
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