特集 次世代シークエンサーを使いこなす:目的別解析法からデータ処理まで
DDBJ Cloud 次世代シークエンサーの配列アーカイブとクラウド型解析ツール
神沼 英里
1
,
中村 保一
1国立遺伝学研究所生命情報・DDBJ研究センター 大量遺伝情報研究室
キーワード:
ソフトウェア
,
ヒトゲノム
,
インターネット
,
登録
,
DNA配列分析
,
RNA配列分析
,
ユーザーインターフェース
,
遺伝的プライバシー
,
核酸データベース
,
メタゲノミクス
Keyword:
Registries
,
Software
,
User-Computer Interface
,
Genome, Human
,
Sequence Analysis, DNA
,
Sequence Analysis, RNA
,
Internet
,
Databases, Nucleic Acid
,
Genetic Privacy
,
Metagenomics
pp.841-846
発行日 2011年7月22日
Published Date 2011/7/22
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日本DNAデータバンク(DDBJ)では,DDBJ Cloudと呼ぶ大量塩基配列を扱うためのクラウド環境の整備を進めており,次世代シークエンサー出力配列のアーカイブデータベースDRA(DDBJ Sequence Read Archive)と解析ツールDDBJPipelineを提供している.本稿では,DRAやDDBJ Pipelineの説明とともに,研究者が利用可能なクラウドを基盤とする次世代シークエンサーの解析ツールについて紹介する.また,DRAの公開データの統計から次世代シークエンサーの利用動向について紹介するとともに,DRAへの登録方法とヒトゲノム個人データを登録するときの制限条件について述べる.
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